「出向」ということを外国人に説明する場面があり、何と説明したら良いのかわからず困ってしまいました。今日は「出向」の英語のメモです。
Google 先生の回答
Google先生に聞いたところ、上位に表示された表現には、以下がありました。
- be sent to ~
- be on loan to~
- loaned employee
- an employee on temporary assignment
- secondee
- expartriate employee
個人的にはsecondee が、もっともらしく聞こえるのですが・・・。
loanは、自動車ローンや住宅ローンのように、融資の意味がパッと頭に浮かんでしまいました。
temporaryというと、一時的ではあるけれど、派遣社員や有期雇用社員のような印象ですが、どうなのでしょうか。
expartiateは、海外駐在の文脈があるのでしょうか。expatで海外駐在員の意味ですし。
ということで消去法で、「出向」を一言で表すならば、私は「secondee」が適切かと思いました。
日本では出向が一般的ですが、海外では転籍が普通で、出向は馴染みの無い概念のようですね。
Google の Gemini 先生に聞いてみた
生成AI の Gemini 先生に聞いてみたところ、以下の回答が得られました。
※ハルシネーションが発生している場合がありますので、取り扱いにはご注意ください。
「出向」を英語にすると、一般的に secondment が使われます。
secondment の意味とニュアンス
- secondment は、ある組織から別の組織へ、社員を一定期間派遣することを意味します。
- 日本語の「出向」と同様に、社員は派遣先の組織で一定期間勤務し、元の組織に戻るという形態をとることが一般的です。
secondment を使った例文
- He is on secondment to our New York office.
彼はニューヨーク支社に出向中です。 - She will be seconded to the marketing department for a year.
彼女はマーケティング部門へ1年間出向します。
その他の表現
状況によっては、以下の表現も使用されることがあります。
- temporary assignment: 一時的な配属
- detail: 詳細な説明(軍事用語で、部隊を他の部隊に派遣することを意味することもあります)
重要なニュアンス
- 出向元: sending organization
- 出向先: receiving organization
- 出向期間: duration of secondment
まとめ
「出向」を英語で表現する際は、secondment が最も一般的な用語です。ただし、状況や文脈によっては、temporary assignment や detail などの表現も適切な場合があります。
他の生成AI先生の回答
ChatGPT先生(無料版)の回答:
「出向」は英語で「temporary transfer」や「secondment」と訳されます。具体的には、仕事や業務のために一時的に他の部署や他の会社に転任することを指します。
Claude先生の回答
「出向」の英語表現には、主に以下のものがあります:
- Temporary transfer
- Secondment
- Temporary assignment
- Loan of personnel
これらの表現は文脈や状況によって使い分けられます。例えば:
- "He is on a temporary transfer to our Tokyo office." (彼は東京オフィスに一時的に出向しています。)
- "She was seconded to a partner company for two years." (彼女は2年間、提携会社に出向しました。)
- "The company often uses temporary assignments to train junior staff." (その会社はよく若手社員の教育のために出向を利用します。)
- "As part of our collaboration, we agreed to a loan of personnel." (協力の一環として、我々は人材の出向に合意しました。)
ただし、「出向」は日本の企業文化に特有の概念であるため、英語で正確に表現する際には追加の説明が必要になることがあります。状況に応じて、日本の雇用慣行の文脈を補足すると、より理解が深まるでしょう。
まとめ
出向 を一言で表すならば、 secondee や temporary assignment が良さそうです。
日本特有の文化のようなので、概要説明や具体例も合わせて説明したいですね。
生成AI先生は、LLMにもよるのかもしれませんが、Gemini先生とClaude先生が頼りになる印象です。ChatGPT先生は課金したら、質が高くなるのかもしれません。