健康診断で、初めてバリウム検査をしたので、経験をメモ。
検査の流れ
朝11:00頃、診察室(レントゲン室)に入り、発泡剤とバリウムを飲んだ後、診察台の上で様々な角度でレントゲン撮影をしますという説明を受ける。
発泡剤は、粉薬のような見た目で、口に入れるとレモン味が広がり、思っていたよりも美味しい。水で飲みこむと、胃が広がって、すぐにゲップが出したくなった。コーラを一気飲みした直後のような感覚。
発泡剤を飲んだらすぐに、バリウムを紙コップ一杯飲む。150mlくらいかな。バリウムの見た目は濃厚なカルピスのような、白濁としてとろみのある液体。味は特にせず。後半にかけて、硬水のような金属感を覚える。発泡剤で胃が膨らんでいることもあり、飲み干すのが少し苦しい。
この時点でちょっと気持ち悪い。少しゲップが出てしまう。
ゲップが出すぎたということで、発泡剤を追加で飲む。ちょっときつい。
レントゲン撮影
その後、まず診察台に仰向けになり、右回転してうつ伏せになったあと、仰向けに戻る。胃の表面にバリウムをつけるためとのこと。
正面を向いて、息を吸って吐き止めて、レントゲン写真を撮られる。
90度横になったり、横になってから正面にゆっくり向きなおし、30度くらいの角度で撮影したり、仰向けの状態で頭側が下に傾いた状態で撮影されたり。レントゲンの台がこんなに傾いたりするのだと驚いた。
レントゲンの台が回転するときに、台に付属するバリウムが入っていた紙コップの置き場所は、こぼれないようになっていた。
なんとかゲップを出さずに最後まで終えることができたが、かなり気持ち悪い状態になってしまっていた。時間にして、おそらく10分~15分程度。
検査後
診察室を出たところの洗面台で、思い切りゲップが出た。ゲップが出たというよりも、嘔吐する感覚で、ゲップとヨダレが出た。何度もうがいをするものの、気持ちが悪い。
飲んだバリウムを早く身体から出すために、手渡された下剤を1錠飲む。便秘気味な人は2錠らしい。水分をいつもよりも多くたくさん飲んでくださいと言われたので、意識して多く水を飲む。
検査が終わり、11:30頃に帰路についたが、胃が膨らんでいてずっと気持ちが悪い。
下剤の効果で、すぐに便意が来て、途中でトイレにこもる。少し落ち着いたら移動。
朝食を取っていないのでお腹はすいていたものの、しばらく食べたい気持ちが起こらず。お水を多めに飲み、トイレに座り、を2,3回繰り返す。
13:00頃になって、ようやく食欲が戻ってきたので、しっかりと昼食をとる。
お腹は満たされたものの、胃はずっと違和感がある。
その後も18:00頃までは、意識して頻繁にトイレに入った。白や透明のバリウムが出てくる。よかった。
夜、20:00頃にも便意。22:00頃にもトイレに座ったがあまり出ず。就寝。
結局、午前中は健康診断、午後は気持ち悪さを我慢しつつもトイレに座る時間が長く、日常とはいえない時間を過ごした。
バリウム検査をする場合は、その後12時間くらいは重要な予定は入れない方が良いなと感じた。相手に迷惑をかけてしまいかねない。
翌日
翌日。水を多めに飲む。食欲はいつも通り。
午前中と午後に何度かトイレへ。便の色は、まだバリウムの透明な色。茶色ではない。お尻が痛い。
午後から夕方にかけては、お腹の状況もいつも通りになってきた。
バリウムは排出できているものの、これで排出しきっているのかよくわからない。まだ便の色が戻らないところを見ると、もう少し時間がかかるのだろうか。
バリウムは時間が経つと固まって排出されにくくなるそうなので、少し心配。
ある程度は出ているので、下剤をもう1錠飲もうという気にもならない。
他の人は、バリウムの排出に何日・何時間くらいかかるのだろうか。自分はちゃんと出ているのだろうか。
来年はもう飲みたくない
先輩方からは、バリウム検査でなく胃カメラの方が身体の負担が少ないとも聞くので、次回は胃カメラを試してみたい。
身体の負担もあるが、バリウムが適切に排出されているのかどうかの心配も、胃カメラだと無いので、精神的にも胃カメラの方が良さそう。
それに、バリウム検査の結果、再検査となった場合は、胃カメラをすると聞いたこともあるので、それならば最初から胃カメラで診てもらった方がいいように思う。
バリウム検査の初体験でした。もうしたくない。
さいごに
ちなみに各検査の数分ずつの待ち時間には、あえてスマホは持たず、本を読んでいた。他のほとんどの人はスマホを見ていたか、何も持たずに待っていた。
診察と診察の待ち時間は数分で、感覚2~4ページくらいしか読めず、何度も中断されるので、
英単語帳とか、「○○な100のこと」みたいに細かく章分けがされているライトな本が良さそう。