有休をいただき、ふと山へ行ってみたいと思い、2019年7月29日(月)に日帰りでふらっと岩殿山へ登ってきました。
服装は登山服ではなく、ユニクロのシャツ、
さらに持ち物は肩掛けカバンのみ(財布、携帯、カメラ、タオル、
見た目は、近所のスーパーに買い物に来ましたって感じですね。
岩殿山(いわとのやま)
岩殿山の詳細や歴史は、Wikipedia先生に聞いてください。
電車で大月駅へ
新宿駅からJR特急電車で約1時間。JR中央線快速や京王線特急でも約1時間40分で、岩殿山の最寄り駅・大月駅に着きます。
平日の朝の通勤時間帯と重なるのが嫌だったので、通勤ラッシュを避けた少し遅めにのんびり出発。
お昼前に大月駅に到着!
さあ岩殿山へ…!
とその前に、駅前にある観光案内所へ寄ります。
観光案内所のお姉さんから岩殿山までの地図をもらい、岩殿山へ向かう道の説明を受けました。
そのときに「こんな服装で岩殿山へ行っても大丈夫ですかね?」と聞いたら、「山頂へ向かうだけなら、スニーカーで問題無しです!下りは滑りやすいところもあるので、注意してください。あと水分補給は必ずしてくださいね。」とのことでした。
写真が頂いた地図です。シンプルでわかりやすいです。
いざ!岩殿山へ!…とその前に
観光案内所の向かい側にある、レストラン「月Cafe」にて腹ごしらえ。
外観がちょっぴり西洋風です。植物が生い茂っています。
お店の入口。
お店に入るとカウンターに通され、オムライスを頼みました。
スープとサラダが付いて、お値段なんと720円(税込)!安い!そして味もシンプルで美味しい!デミグラスソースも良い感じ!
平日の月曜日の13時頃の来店でしたが、マダムたちや、
お腹も満たされ、トイレを済ませ、今度こそ岩殿山へ!
トイレは、登山道の途中にある円山公園・ふれあいの館が最後です。ですが、
さて、駅を出発します。駅の改札を出て左方面の道を進みます。駅の出口から見える、黄色の建物の「焼肉」の文字がある焼肉屋さんが目印です。となりのメキシコ料理のレストランもちょっと気になる。
昔は商店街で栄えていたのだろうと想像を膨らませながら、まっすぐに歩きます。
マンホールのデザインが良いですね。富士と猿橋ですかね。
少し歩くと、道が二手に分かれます。左側の線路沿いの道へ進み、
踏切を渡ると、東京電力の大月支社。「挑戦するエネルギー」とはどういう意味なのでしょうか。
さらに道なりに進みT字路に突き当たると、岩殿山への案内標識がカーブミラーにありました。
案内通りに右に曲がります。
山の中腹に、神社のような建物が見えました。
(後で分かりましたが、この建物が丸山公園・ふれあいの館でした)
自動販売機。奉仕価格・安心価格・奉仕価格。色がウルサくて、いい味出していますね。
昔からありそうな渋い喫茶店・胡桃。どんなお店なのか非常に気になります。
自動販売機と喫茶店を横目に進むと、信号のある交差点に着きました。
道路は渡らず、左に曲がります。上の写真でも少し見えていますが、高月橋という名前の橋を渡ります。左側は歩道が狭いので、車に注意。
橋から景色を眺めると、結構高い所にいることに気が付きました。高速道路が見えます。桂川という名の川のせせらぎの音も聞こえます。
高月橋を渡り、道沿いに坂を登っていきます。
案内板がありました。
振り返ってみると、少しずつ登ってきているのがわかります。
そんなこんなであっという間に登山口の入口に到着。
大月駅から歩いてちょうど15分でした。写真を撮りながらだったので、
岩殿山へ、登山スタート!
スタート地点はこんな感じ。舗装された登山道をスニーカーで登っていきます。
このあたりから、高速道路を走る車の音、電車の音に加えて、虫の鳴き声が大きくなります。遠くでは雷の音も。人工的な音と自然な音が入り混じり、山に来た感じがしてきました。
どんどん歩きます
景色もさらに良くなってきました。
さらに歩きます。
登山口から10分くらいでしょうか。この調子でどんどん行こう!
舗装された道のため、とても歩きやすいです。登山というよりも坂と階段を登っている感覚でした。
丸山公園・ふれあいの館
歩きやすいとはいえ、運動不足の自分の心臓の鼓動は早くなり、息もあがり、
ここでしばし休憩です。建物周辺を散策します。
自動販売機がありました。
見晴らしの良い場所にはベンチがありました。
座ってみた景色はこんな感じ。晴れていれば富士山が綺麗に見えるのでしょう。
曇っていて美しい富士は見えず。残念です。
また、ふれあいの館のトイレは使えないと聞いていましたが、
男性用小便器1つと和式の個室1つ。手洗い用の水道も備わっています。充分ですね。
ハチが1匹飛んでいたので、刺されないように注意。
さあ山頂までレッツゴー!
…と思ったら辺りは暗くなり、雷の音がさっきよりも近くで、ゴロゴロ…ゴロゴロ…と轟き始めました。
初心者の単独登山で、周りに登山者はいない。さらに雷雨。恐怖です。
建物の屋根の下、自動販売機横のベンチで、しばらく様子を見ることに。
20分ほど待ってみました。この間に、男性1人が山頂から下山。
携帯で雨雲を確認するも、30分後には雨が振り始め、60分後には雷雨直撃の予想。
観光案内所のお姉さんに注意されていたように、下り道で滑らないように気をつけながらも、早足で下山。登りよりも下りの方が、足や膝にきますね。
写真も撮らずに急いだので、登山道の入口まで7分くらい
来た道を、大月駅へと戻ります。行きと違い、空が雲に覆われ、
大月駅に着くとすぐに雨がパラパラと降り始め、
辺り一面水浸し。線路脇の排水口からも水が吹き出しています。
もし1人で山頂まで登っていたら、山頂か下山中には雷雨に遭っていました。登頂は諦めて、人里に戻って来て正解です。
あいにくの天気で、途中になってしまいましたが、東京へと帰ります。大月駅が始発駅のJR中央線の東京行きに乗り、このブログの記事を書きながら帰りました。
まとめ
山梨県の岩殿山まで、1人私服で行ってきました!が、雷雨のため途中で、
「本格的な登山は経験がないし、服や道具もないから無理」「かといって高尾山には
という人は是非、
ちなみに
稚児落としの由来
詳細は他の記事に譲りますが、ざっくり要約すると、
戦国時代、岩殿山城に住んでいた千鳥姫、千鳥姫の子、護衛が、敵に攻め入られて岩殿山城から逃げ出した。逃げている際、稚児が泣き出してしまったとき、敵に居場所を知らせてしまわないようにと、護衛が千鳥姫の子を断崖絶壁の底に投げ落とした。
という逸話から「稚児落とし」という名前が付いたそうです。

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それでは!