今回は、Harvard Business Review (ハーバードビジネスレビュー)の2024年8月6日公開の Podcast: HBR IdeaCast より、
「The Right Way to Manage Emotions on Your Team」
(筆者訳:チームメンバーの感情を効果的にマネジメントする方法)
を取り上げます。心の知能、emotional intelligence に関するPodcastです。
本記事では、海外発のPodcastを教材に、経営やビジネスに関する最新情報やトレンドを学びながら、仕事でも使えるリアルな英語も学ぶことを目的としています。
私自身の勉強のために記事を書いていますが、英語学習の視点ではTOEICや英検などの英語学習者やビジネス英語を身につけたい人にとって、参考になる内容かと思います。
Harvard Business Review(ハーバードビジネスレビュー)のPodcastは、海外MBAを目指す方や海外のビジネスや経営について情報収集したい方にとって、役立つと思います。
※本記事では、Podcastの要約や英単語のリスト化などに、生成AIを活用しています。AIによる回答は必ずしも正しいとは限りませんので、取り扱いにはご注意ください。
- Podcast音声とTranscriptへのリンク
- Harvard Business Review の Podcast、「HBR IdeaCast」とは
- Podcastの概要
- 概要に含まれる重要単語
- Podcast を英語で要約
- Podcast を日本語で要約
- 重要単語と例文(AIがピックアップした単語)
- 重要単語と例文(私が気になった単語)
- まとめと感想
- 関連書籍(Amazon の商品紹介):
Podcast音声とTranscriptへのリンク
以下のリンクより、本日ご紹介するPodcast: HBR IdeaCast の音声とスクリプトを確認できます。
The Right Way to Manage Emotions on Your Team - HBR IdeaCast / Episode 982
Harvard Business Review の Podcast、「HBR IdeaCast」とは
公式サイトの説明は以下になります。
A weekly podcast featuring the leading thinkers in business and management.
ビジネスやマネジメントに関する様々なテーマを、第一線のリーダーが深く掘り下げる、WeeklyのPodcastです。経営戦略や最新のビジネスのトレンドなど、経営者、管理職、リーダーにとって興味深いトピックが豊富な内容になっています。
Harvard Business Review では、今回取り上げたPodcast: HBR IdeaCast だけでなく、その他にも多くのPodcastを配信しています。
HBR IdeaCast を聴いている方、MBAやリーダーシップに関心のある方、もっと英語を学びたい方は、興味のそそられるPodcastがあると思いますので、見てみてください。
Podcastの概要
以下に、Podcastの概要を引用します。
Many managers don’t know what to say when a team member appears angry, frustrated, or sad. They might even feel it is unprofessional to acknowledge those feelings at all. But research shows that avoidance is costly. Doctoral student Christina Bradley and professor Lindy Greer, both of the Ross School of Business at the University of Michigan, say teams perform better when their leaders respond effectively to members’ emotions. The researchers outline when and how to do that in a way that builds stronger relationships, teams, and organizational culture. Bradley and Greer are coauthors, with Michigan Ross professor Jeffrey Sanchez-Burks, of the HBR article “When Your Employee Feels Angry, Sad, or Dejected.”
日本語機械翻訳
多くのマネージャーは、チームメンバーが怒ったり、フラストレーションを感じたり、悲しんでいるときに何を言っていいのかわかりません。中には、そのような感情を認めることはプロフェッショナルではないと考える人もいるでしょう。しかし、研究によると、こうした回避的な姿勢は大きなコストにつながります。ミシガン大学ロス経営大学院の博士課程学生であるクリスティーナ・ブラッドリーとリンディ・グリア教授は、リーダーがメンバーの感情に効果的に対応することで、チームのパフォーマンスが向上することを明らかにしています。両研究者は、より強い人間関係、チーム、組織文化を構築する方法として、いつどのように対応すべきかを概説しています。ブラッドリーとグリアは、ミシガン大学ロス経営大学院のジェフリー・サンチェス・バークス教授とともに、HBRの記事「When Your Employee Feels Angry, Sad, or Dejected」の共著者です。
概要に含まれる重要単語
Podcastの概要文から、生成AIに重要単語を抽出してもらいました。
感情表現
-
frustrated /frʌˈstreɪtɪd/
- 意味:フラストレーションを感じている、いら立っている
- 例文:I feel frustrated when I can't solve this problem.
- 日本語訳:この問題を解決できないときに、私はフラストレーションを感じる。
-
dejected /dɪˈdʒektɪd/
- 意味:落胆した、意気消沈した
- 例文:She was dejected after failing the exam.
- 日本語訳:彼女は試験に失敗して、とてもがっかりしていた。
ビジネスシーンでの表現
-
acknowledge /əkˈnɒlɪdʒ/
- 意味:認める、承認する
- 例文:The company acknowledged the employee's contribution.
- 日本語訳:会社は社員の貢献を認めた。
-
avoidance /əˈvɔɪdəns/
- 意味:回避、回避行動
- 例文:Avoidance of the issue will only make it worse.
- 日本語訳:問題を避けることは、事態をさらに悪化させるだけだ。
-
costly /ˈkɒstli/
- 意味:高価な、損失の大きい
- 例文:Making a mistake can be costly.
- 日本語訳:間違いを犯すと、大きな損失につながる可能性がある。
-
doctoral student /ˈdɒktərəl ˈstuːdənt/
- 意味:博士課程の学生
- 例文:He is a doctoral student in economics.
- 日本語訳:彼は経済学の博士課程の学生です。
-
outline /ˈaʊtlaɪn/
- 意味:概要を述べる、概説する
- 例文:The report outlines the company's future plans.
- 日本語訳:その報告書は、会社の将来計画の概要を述べている。
-
build /bɪld/
- 意味:築く、構築する
- 例文:We need to build trust with our customers.
- 日本語訳:私たちは顧客との信頼関係を築く必要がある。
-
relationships /rɪˈleɪʃənʃɪps/
- 意味:人間関係
- 例文:Strong relationships are important for success.
- 日本語訳:良好な人間関係は成功にとって重要だ。
-
organizational culture /ˌɔːɡənaɪˈzeɪʃnəl ˈkʌltʃər/
- 意味:組織文化
- 例文:Our company has a strong organizational culture.
- 日本語訳:私たちの会社は、強い組織文化を持っている。
-
coauthors /ˈkəʊɔːθərz/
- 意味:共著者
- 例文:They are coauthors of a new book.
- 日本語訳:彼らは新しい本の共著者です。
その他
-
perform /pərˈfɔːrm/
- 意味:遂行する、実行する
- 例文:The team performed well in the competition.
- 日本語訳:チームは競技で良い成績を収めた。
-
respond /rɪˈspɒnd/
- 意味:対応する、反応する
- 例文:The company responded quickly to the customer's complaint.
- 日本語訳:会社は顧客の苦情に迅速に対応した。
(上記はGoogleのGeminiを使用して出力しました。プロンプトで指示をしていなかったのですが、分類までしてくれて、期待を超えるアウトプットが出てきました)
Podcast を英語で要約
PodcastのスクリプトをAIに読み込ませ、要約させました。
This podcast discusses the importance of managing emotions in the workplace. Here's a summary of the key points:
- Importance of acknowledging employee emotions:
- Many managers avoid addressing emotions, but research shows that teams perform better when leaders recognize their members' emotions.
- Approaches to responding to emotions:
- Instead of jumping to problem-solving, it's crucial to first acknowledge and accept emotions.
- Consider time constraints and coping ability when choosing how to respond.
- Specific strategies:
- Ask about emotions, recognize the situation, and show empathy.
- It's more effective to address the situation rather than the emotion itself.
- Dealing with emotions in remote work:
- Pay attention to emotions in video conferences and email communications.
- Managers' emotional management:
- Accept your own emotions while expressing them appropriately.
- Provide context for your emotions when necessary.
- Continuous learning and practice:
- Develop emotional response skills through daily experiences and observations.
- Privacy considerations:
- Whenever possible, have emotional conversations one-on-one.
- Two key questions for managers:
- "Is the employee working on something time-sensitive?"
- "Are they coping?"
- Different scenarios:
- The podcast provides examples from various high-pressure situations (e.g., surgery, military operations) to illustrate different approaches.
- Benefits of emotional acknowledgment:
- It can build trust and improve relationships in the workplace.
The podcast emphasizes that managing emotions in the workplace is not just a "soft skill" but an essential competency for maintaining team performance and a healthy work environment.
Podcast を日本語で要約
要約したものを、日本語に翻訳しました。
このポッドキャストでは、職場での感情管理の重要性について議論されています。以下に、主なポイントの要約をまとめます。
- 従業員の感情を認識することの重要性:
- 多くのマネージャーは感情への対応を避けがちですが、研究によると、リーダーが部下の感情を認識するチームの方がパフォーマンスが高いことが示されています。
- 多くのマネージャーは感情への対応を避けがちですが、研究によると、リーダーが部下の感情を認識するチームの方がパフォーマンスが高いことが示されています。
- 感情への対応方法:
- 問題解決に直接飛びつくのではなく、まず感情を認識し、受け入れることが重要です。
- 時間的制約と対処能力を考慮し、適切な対応を選択します。
- 具体的な戦略:
- 感情について質問する、状況を認識する、共感を示すなどの方法があります。
- 感情そのものではなく、状況に言及する方が効果的です。
- リモートワーク環境での感情管理:
- ビデオ会議やメールでのコミュニケーションでも感情に注意を払う必要があります。
- ビデオ会議やメールでのコミュニケーションでも感情に注意を払う必要があります。
- マネージャー自身の感情管理:
- 自分の感情を受け入れつつ、適切に表現することが重要です。
- 必要に応じて、自分の感情の背景を説明することも有効です。
- 継続的な学習と実践:
- 日々の経験や観察を通じて、感情への対応スキルを向上させていくことが大切です。
- 日々の経験や観察を通じて、感情への対応スキルを向上させていくことが大切です。
- プライバシーへの配慮:
- 可能な限り、感情的な会話は一対一で行うことが望ましいです。
- 可能な限り、感情的な会話は一対一で行うことが望ましいです。
- マネージャーが考慮すべき2つの重要な質問:
- 「従業員は時間的制約のある仕事をしているか?」
- 「従業員は感情に対処できているか?」
- 様々なシナリオ:
- ポッドキャストでは、手術や軍事作戦など、高圧的な状況での対応例が紹介されています。
- ポッドキャストでは、手術や軍事作戦など、高圧的な状況での対応例が紹介されています。
- 感情を認識することの利点:
- 職場での信頼関係を構築し、人間関係を改善することができます。
このポッドキャストは、職場での感情管理が単なる「ソフトスキル」ではなく、チームのパフォーマンスと健全な職場環境の維持に不可欠なスキルであることを強調しています。
要約に含まれる重要単語:
AIに、要約に含まれる重要単語を出力してもらいました。
- 単語:crucial
発音:/ˈkruːʃl/
意味:極めて重要な、決定的な
例文:Acknowledging emotions is crucial before attempting to solve problems.
例文の日本語訳:問題解決を試みる前に感情を認識することが極めて重要です。 - 単語:empathy
発音:/ˈempəθi/
意味:共感、感情移入
例文:Showing empathy can greatly improve workplace relationships.
例文の日本語訳:共感を示すことで職場の人間関係を大きく改善できます。 - 単語:competency
発音:/ˈkɒmpɪtənsi/
意味:能力、適性
例文:Managing emotions is an essential competency for effective leadership.
例文の日本語訳:感情管理は効果的なリーダーシップにとって不可欠な能力です。 - 単語:constraint
発音:/kənˈstreɪnt/
意味:制約、制限
例文:Time constraints often affect how managers respond to emotional situations.
例文の日本語訳:時間的制約は、マネージャーが感情的な状況にどのように対応するかに影響を与えることがよくあります。 - フレーズ:high-pressure situation
発音:/haɪ ˈpreʃə ˌsɪtʃuˈeɪʃn/
意味:プレッシャーの高い状況
例文:Surgeries and military operations are examples of high-pressure situations where emotional management is crucial.
例文の日本語訳:手術や軍事作戦は、感情管理が極めて重要なプレッシャーの高い状況の例です。 - フレーズ:build trust
発音:/bɪld trʌst/
意味:信頼を築く
例文:Acknowledging emotions can help build trust between managers and employees.
例文の日本語訳:感情を認識することは、マネージャーと従業員の間の信頼関係を築くのに役立ちます。 - フレーズ:soft skill
発音:/sɒft skɪl/
意味:対人関係能力、ソフトスキル
例文:Emotional management is more than just a soft skill; it's essential for team performance.
例文の日本語訳:感情管理は単なるソフトスキル以上のものです。チームのパフォーマンスに不可欠です。
重要単語と例文(AIがピックアップした単語)
AIに、PodcastのTranscirptから、英語学習者にとって重要な単語を出力してもらいました。
- 単語:wherewithal /ˈwerwɪðɔːl/
意味:(何かをするための)手段、能力
例文:Many managers don't have the wherewithal to talk about emotions at work.
例文の日本語訳:多くのマネージャーは職場で感情について話す能力を持っていません。 - 単語:validate /ˈvælɪdeɪt/
意味:(感情や経験を)認める、正当化する
例文:It's important to validate your employees' feelings before offering solutions.
例文の日本語訳:解決策を提供する前に、従業員の感情を認めることが重要です。 - 単語:contagious /kənˈteɪdʒəs/
意味:(感情や態度が)伝染性の、感染しやすい
例文:Emotions are contagious, especially in a workplace setting.
例文の日本語訳:感情は伝染性があります。特に職場環境では顕著です。 - 単語:ascribe /əˈskraɪb/
意味:(原因・理由などを)〜のせいにする、帰する
例文:We often ascribe professional behavior to avoiding emotional discussions at work.
例文の日本語訳:私たちはしばしば、職場での感情的な議論を避けることをプロフェッショナルな行動だとみなします。 - 単語:egregious /ɪˈɡriːdʒəs/
意味:ひどい、極めて悪い
例文:Some of the videos of CEOs during layoffs were egregious examples of poor emotional management.
例文の日本語訳:人員削減時のCEOの一部のビデオは、感情管理の悪さを示す極端な例でした。 - フレーズ:flush an emotion from our brain
意味:感情を頭から追い出す、感情を消し去る
例文:Temperature change is a great way to flush an emotion from our brain.
例文の日本語訳:温度変化は感情を頭から追い出す素晴らしい方法です。 - フレーズ:amp it up
意味:(行動や反応を)強める、増幅する
例文:If the person is unable to participate in the meeting, you might need to amp up your response.
例文の日本語訳:その人が会議に参加できない場合、あなたの対応を強化する必要があるかもしれません。
重要単語と例文(私が気になった単語)
Transcirptを見ながらPodcastを聴き、シャドーイングしました。私が気になった単語のリストを生成AIに出力してもらいました。
hairy
- 発音: /ˈheəri/
- 意味: 毛深い、困難な、危険な
- 例文: Climbing that mountain was a hairy experience.
- 例文の日本語訳: その山に登るのはとても危険な経験だった。
misconceptions
- 発音: /ˌmɪskənˈsepʃənz/
- 意味: 誤解、誤った考え
- 例文: There are many misconceptions about the disease.
- 例文の日本語訳: その病気について多くの誤解がある。
reluctant
- 発音: /rɪˈlʌktənt/
- 意味: 気が進まない、いやいやの
- 例文: She was reluctant to admit her mistake.
- 例文の日本語訳: 彼女は自分の間違いを認めようとしなかった。
contagious
- 発音: /kənˈteɪdʒəs/
- 意味: 伝染性の、感染性の、(感情などが)伝わる
- 例文: Happiness is contagious.
- 例文の日本語訳: 幸福は伝染する。
touchy-feely conversation
- 発音: /ˈtʌtʃi ˈfiːli kɒnvərˈseɪʃn/
- 意味: 感情的な、心の触れ合いを重視する会話
- 例文: He's not really into touchy-feely conversations.
- 例文の日本語訳: 彼は感情的な会話があまり好きではない。
ascribe
- 発音: /əˈskraɪb/
- 意味: ~に帰する、~のせいにする
- 例文: I ascribe my success to hard work.
- 例文の日本語訳: 私は自分の成功を努力のせいにしている。
stumbling blocks
- 発音: /ˈstʌmblɪŋ blɒks/
- 意味: 障害、妨げ
- 例文: Lack of money was a stumbling block to our plans.
- 例文の日本語訳: お金の不足が私たちの計画の障害となった。
backfire
- 発音: /ˈbækfaɪər/
- 意味: 裏目に出る、逆効果になる
- 例文: His plan to impress her backfired.
- 例文の日本語訳: 彼女を感心させようとした彼の計画は裏目に出た。
tendency
- 発音: /ˈtendənsi/
- 意味: 傾向、習性
- 例文: She has a tendency to forget people's names.
- 例文の日本語訳: 彼女は人の名前を忘れがちだ。
egregious
- 発音: /ɪˈɡriːdʒəs/
- 意味: 極めてひどい、言語道断の
- 例文: That was an egregious error.
- 例文の日本語訳: あれはひどい間違いだった。
rattled
- 発音: /ˈrætl/
- 意味: 動揺した、不安な
- 例文: He was rattled by the unexpected news.
- 例文の日本語訳: 彼は予期せぬ知らせに動揺した。
tactful
- 発音: /ˈtæktfəl/
- 意味: 機転のきく、思いやりのある
- 例文: She handled the situation very tactfully.
- 例文の日本語訳: 彼女はその状況を非常に機転をきかせて処理した。
intrapersonal
- 発音: /ˌɪntrəˈpɜːrsənəl/
- 意味: 個人の内面に関する
- 例文: Intrapersonal intelligence is the ability to understand oneself.
- 例文の日本語訳: 内省的な知性とは、自分自身を理解する能力のことです。
repertoire
- 発音: /ˈrepərtwɑːr/
- 意味: レパートリー、持ち合わせているもの
- 例文: She has a wide repertoire of songs.
- 例文の日本語訳: 彼女は幅広いレパートリーの曲を持っている。
hunch
- 発音: /hʌntʃ/
- 意味: 直感、勘
- 例文: I have a hunch that he's lying.
- 例文の日本語訳: 彼は嘘をついているような気がする。
Podcastで話されている文章
上記の単語が実際に使われている文章です。日本語翻訳には生成AIを利用しています。
I have been studying teams for a long while and topics that get hairy like conflict or diversity, power struggles, relationship conflicts – the harder things at work.
私は長らくチームについて研究しており、対立や多様性、権力闘争、人間関係の衝突など、職場におけるより困難な問題に取り組んできました。
Well, let’s get into misconceptions because one of them is that you should even acknowledge emotions at work, and you found that the research is pretty clear on this.
では、誤解について話しましょう。その一つは、職場では感情を認めるべきではないという誤解です。そして、その点に関する研究はかなり明確であることがわかりました。
We’re consistently finding that even though some people might be reluctant to engage in this type of behavior, emotional acknowledgement, asking people questions about their emotions, validating their emotions, we find consistent evidence over, and over, and over that people really appreciate this type of acknowledgement.
私たちは繰り返し、一部の人々はこうした行動、つまり感情を認めることや、相手の感情について質問したり、感情を肯定したりすることに抵抗を感じるかもしれませんが、人々がこのような承認を本当にありがたく思っているという証拠を何度も何度も見つけています。
I mean, there’s many different reasons for it. One, emotions are contagious, and if I go sit down with someone who’s having a bad day, I’m probably going to feel pretty bad afterwards too and learn behavior.
つまり、理由はたくさんあります。一つは、感情は伝染するので、気分の悪い人と座って話すと、自分も後で気分が悪くなり、その行動を学ぶ可能性があるということです。
A. B, in the workplace, there is this expectation of professionalism, and admittedly, probably more of a Western norm, but when we’re at work, we’re talking about the performance, the numbers, and that having that touchy-feely conversation doesn’t really ascribe to expectations of the workplace and just fear of stepping out of that expectation and crossing boundaries.
A. B、職場にはプロフェッショナリズムの期待があり、確かにこれは西洋的な規範かもしれませんが、仕事場ではパフォーマンスや数字について話すことが多く、感情的な会話は職場の期待にあまり合致しないため、その期待から外れて境界線を越えてしまうのではないかという恐れがあります。
What emotions seem to be the most problematic or the ones that that are maybe the stumbling blocks here that we have to focus on?
どのような感情が最も問題的であるか、あるいはここで私たちの障害となっている感情は何でしょうか?
They might backfire more often if you respond to those, but even responding to those negative emotions can be even more powerful because you’re taking that risk.
それらに反応すると、かえって裏目に出る可能性が高くなりますが、それでも負の感情に反応することは、リスクを取るため、より大きな効果を生む可能性があります。
It seems like when we reviewed the literature, on 80% of the time, people prefer to try to problem-solve, give advice, think about the situation differently, look on the bright side. It’s a very common tendency for us to want to solve. I think also, in the workplace where a lot of our work is trying to solve problems, it becomes a tendency.
文献を調べたところ、80%のケースで人は問題解決を試みたり、アドバイスを与えたり、状況を違った角度から考えたり、楽観的に考えたりすることを好みます。問題を解決したいという衝動は私たちによく見られる傾向です。また、職場では多くの仕事が問題解決であるため、それが傾向になっていると思います。
For example, some of the videos of CEOs during layoff that were so egregious. From a distance, we know that a situation like that should evoke emotions that need some form of acknowledgement.
例えば、リストラ中のCEOのビデオの中には、非常にひどいものもありました。遠くから見ると、そのような状況では、何らかの形で認められるべき感情が引き起こされるべきであることがわかります。
We really try to stress test some of our ideas on this by going to different examples. So, for example, in a surgery with a resident and a lead physician, you might notice a resident getting anxious or getting rattled.
私たちは、さまざまな例を用いて、自分の考えを徹底的にテストしようとしています。例えば、研修医と主任医師による手術では、研修医が不安になったり動揺したりしていることに気付くかもしれません。
What are tactful ways of turning from this sympathizing and validation to a little bit of action or orientation towards solving the problem, addressing it, helping that employee.
同情や承認から、問題解決や対処、従業員の支援に向けた行動に移行する巧みな方法は何でしょうか?
Some of the most helpful strategies would be to help them change how they’re thinking about the situation. So there’s a lot of work in the regulating the intrapersonal emotion regulation space, a lot of work by James Gross, showing that when we change how we think about a situation, it can actually help us regulate our own emotions.
最も効果的な戦略のいくつかは、彼らが状況について考える方法を変えるのを助けることです。そのため、内面的感情調整の領域における多くの研究があり、ジェームズ・グロスによる多くの研究で、状況について考え方を変更すると、実際に自分の感情を調節するのに役立つことが示されています。
We say at the end of the article, “There’s many ways to learn how to do this.” How can you gather repertoire of strategies so that, as you said, in the moment, you have an idea of what to do? First, you can recognize how other people respond to you.
記事の最後に、「これを行う方法はたくさんあります」と言っています。どのようにすれば、あなたが言ったように、その瞬間に何をするべきかというアイデアを持つための戦略のレパートリーを集めることができるでしょうか?まず、他の人がどのようにあなたに反応するかを認識することができます。
We have a hunch that one-on-one conversations are the best for responding to people’s emotions.
私たちは、感情に反応するのに対面での会話が最適であるという直感を持っています。
まとめと感想
Transcript を読みながらPodcastを聴きましたが、心の知能 emotional intelligence がテーマということで、身近なテーマながら専門的な内容であるため、日本語でも理解が難しい内容でした。英語についても、平易な単語を使って喋っている部分はあるものの、わかったようなわからないような感覚で、腑に落ちていない自分がいます。
そのなかでも、AIによる要約のなかで、「問題解決に直接飛びつくのではなく、まず感情を認識し、受け入れることが重要」「時間的制約と対処能力を考慮し、適切な対応を選択する」という部分が私にとっては参考になりました(Transcirptを読む限り、ハルシネーションは起こっていないように見えます)
どこかで聞いた話で、女性が男性に対して話をするときに、内容に対して男性が問題解決をしようと口を挟むのに対して、女性は問題解決なんて求めておらず、ただ聞いてほしい、同意してほしいだけだったりするというような話がありますが、それに似ているようにも感じました。
また、Podcastでは、他の人のネガティブな感情や怒りの感情や緊張を見たときに、「あなたが感じていることを感じても大丈夫だよ」と受け入れることの難しさについても述べていました。
同僚や部下がネガティブな感情や怒りの感情を持っている場合に、問題解決しようとしたり、コミュニケーションを取らずにそっとしておこうと思ったりしますが、そうなっている状況を認め、話を聞いて、気にかけていることを示すのが良いのでしょうか。そういった状況に出会ったら、試してみるのも良いかもしれません。
英単語やフレーズについても、初めて出会う英語がいくつかありました。単語帳での勉強でなく、実際に使われているものを学習すると、頭に残りやすいように思います。
本日は、Harvard Business Review (ハーバードビジネスレビュー)の2024年8月6日公開の Podcast: HBR IdeaCast より、
「The Right Way to Manage Emotions on Your Team」
(筆者訳:チームメンバーの感情を効果的にマネジメントする方法)
を取り上げました。
非常に聴き応え、読み応えのある内容で、勉強になりました。
関連書籍(Amazon の商品紹介):
最後に、関連書籍の紹介です。
Harvard Business Review (ハーバードビジネスレビュー)関連
心の知能、emotional intelligence
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